日誌

本日の川口高校

奥会津風土体感プログラム

11.20・12.4 編み組細工
 二瓶辰雄さんを講師に迎え、ブドウ蔓を使った編み組細工に挑戦しました。ブドウ蔓は乾燥しており、そのままでは硬く、加工するのには適していないため、水でなめしてから作業を行います。木の型枠に留めたブドウ蔓を丁寧に編み込んでいくとブドウ蔓のおしぼり入れが完成です!!
丈夫で使っていくうちに味わいのある色合いに変化していくため、東京などからも三島町にはそれらを求めてくる方もいるそうです。
         

10.23・12.4 ロウ細工
 地元金山町の渡部藤吉さん、栗城和夫さんを講師にお迎えしました。
絵ろうそくは一般的に使われている石油のものではなく、日本伝統の蜜蝋(みつろう)を使った和ろうそく作りに挑戦しました。昔は、ハゼの実などからロウを取っていましたが、今は量が少なく難しいようです。森林の重要性を学ぶ時間にもなりました。
絵ろうそくの作り方は、竹串の芯に藺草(いぐさ)を巻きつける作業が難しく、みんなとても苦労しているようでした。この作業が綺麗に仕上がると、その後の熱した蜜蝋に繰り返し浸す際に、綺麗につけられるそうです。最後は、自分の好きな絵や言葉を書いて、自分だけの絵ろうそくの完成です。
           

11.6 こんにゃく作り
 金山町の角田須美子さんを講師にお迎えし、こんにゃく作りの実習を行いました。
皮を剥いたこんにゃく芋をすりおろし、ぬるま湯の中にいれ火にかけます。その間、丁寧に撹拌していきます。その後、凝固材である精製ソーダを加え、型に流しいれ固めます。固まったら、湯がいてあく抜きをし完成です!
手作りのこんにゃくは市販品に比べると舌触りが滑らかで、柔らかいので、さしみこんにゃくとして食べるとより美味しくいただけます。生徒たちは、昭和村の特産であるじゅうねんドレッシングでいただきました。