日誌

2016年11月の記事一覧

奥会津風土体感プログラム

11/17 こんにゃく作り
 金山町の角田須美子さんを講師にお迎えし、こんにゃく作りを行いました。
 皮を剥いたこんにゃく芋をすりおろし、ぬるま湯の中にいれ火にかけます。その間、丁寧に撹拌していきます。その後、凝固材である精製ソーダを加え、型に流しいれ固めます。固まったら、湯がいてあく抜きをし完成です!
 手作りのこんにゃくは市販品に比べると舌触りが滑らかで、柔らかいので、さしみこんにゃくとして食べるとより美味しくいただけます。生徒たちは、角田さんが作ってくださったこんにゃくを試食し、普段とは違ったこんにゃくに感動していました
絵文字:笑顔
    

11/10・17 編み組細工(おしぼり入れ作り)
 二瓶辰雄さんを講師に迎え、ブドウ蔓を使った編み組細工に挑戦しました。ブドウ蔓は乾燥しており、そのままでは硬く、加工するのには適していないため、水でなめしてから作業を行います。木の型枠に留めたブドウ蔓を丁寧に編み込んでいくとブドウ蔓のおしぼり入れが完成です!!
 生徒たちは、蔓を編み組む作業に苦戦していたようでしたが、素敵なおしぼり入れが完成しました。

    

 多くの地域の方々のご協力のもと実施することができた奥会津風土体感プログラム。学校内の活動だけでは到底できるものではありません。ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。「地域と学校の連携や融合」は本校の重要なテーマです。
 コースごとにこれまでの体験をまとめ、12月15日に成果発表会を行う予定です。

奥会津風土体感プログラム

10/20・27 ロウ細工
 地元金山町の栗城和夫さんを講師にお迎えしました。
 絵ろうそくは一般的に使われている石油のものではなく、日本伝統の蜜蝋(みつろう)を使った和ろうそく作りに挑戦しました。熱した蜜蝋に繰り返し芯を浸し、太くしていきます。最後に、自分の好きな絵や言葉を書いて、自分だけの絵ろうそくが完成しました。
     

11/10・17 からむし織(コースター作り)
 昭和村織姫交流館にて、コースター作りに挑戦しました。昭和村から通学している生徒もいますが、実際にこうして織り機を使っての体験というのはなかなかできない貴重な体験です。

10/20・27 11/10・17 聞き書き
 
4回にわたって行われた聞き書き。今年度も、菅敬浩さん、遠藤由美子さんに講師として来校していただきました。10/20にはゲスト講師として、古川利意さんをお迎えし、聞き書きを行いました。
    

文化芸術による子供の育成事業(音楽班)

 本校の総合文化部音楽班は、班員がわずか7名ながらも、声楽アンサンブルコンテストや地域の文化祭、老人ホームボランティアなど様々な場面で活躍をしています。今年度は、文化芸術による子供の育成事業を活用し、芸術家の派遣をしていただき、例年では経験できないような活動をしてきました。
 講師として、長谷川朝子さん(声楽)、長谷川弘樹さん(呼吸法・発音指導)、田村拓也さん(ピアノ・打楽器指導)、井田勝大さん(指揮指導)の4名をお迎えし、3回にわたって指導していただきました。
  
  
 参加した生徒からは、以下のような感想が寄せられました。
●初めてハープに触れ、音の鳴るしくみが分かった
●プロの演奏を生で聴かせていただいて、感動した
●音楽の解釈のし方について、ヒントをいただいた
●Jazzのセッションが楽しく、充実した時間だった
 音楽班の生徒たちにとって、とてもいい経験になったようです。講師の先生方、ありがとうございました。

 文化芸術による子供の育成事業とは、『小学校・中学校等において一流の文化芸術団体による実演芸術の巡回公演を行い,又は小学校・中学校等に個人又は少人数の芸術家を派遣し,子供たちに質の高い文化芸術を鑑賞・体験する機会を確保するとともに,芸術家による計画的・継続的なワークショップ等を実施することにより,子供たちの豊かな創造力・想像力や,思考力,コミュニケーション能力などを養うとともに,将来の芸術家や観客層を育成し,優れた文化芸術の創造につなげることを目的とした事業』です。
文化庁HPより引用