日誌

奥会津風土体感プログラム(ものづくり体験コース)

地元の魅力を実体験として学んでいく奥会津風土体感プログラムは2学期に入り、コース別に分かれてのグループ別活動がスタートしました。
今回は、ものづくり体験コースのご紹介をしたいと思います。

         

         
絵ろうそくは一般的に使われている石油のものではなく、日本伝統の蜜蝋(みつろう)を使った和ろうそく作りに挑戦しました。昔は、ハゼの実などロウを取っていましたが今は量が少なく難しいようです。森林の重要性を学ぶ時間にもなりました。
竹串を芯に
藺草(いぐさ)を巻きつける作業が難しく、みんなとても苦労しているようでした。この作業が綺麗に仕上がると、その後熱した蜜蝋に繰り返し浸す際に、綺麗につけられるそうです。最後は、自分の好きな絵や言葉を書いて、自分だけの絵ろうそくの完成です!!
                   



漆塗り体験では、茶托に川口高校の校章を描きました。
しっかりと漆塗りについて学んでから作業開始です。

         
みんな集中して取り組んでいます。
漆塗りは、2週に渡って行われました。1週目は「高」の文字を、2週目には周りの葉を描きました。細かい作業にも慣れてきた様子です。そして、無地の茶托が素敵な校章入りの茶托になりました。この後、最終の仕上げが行われ完成となります。

         

ものづくり体験コースでは、マイ箸作りやからむし織り、編み組細工などがこれからあります。
奥会津の伝統に触れながら、たくさんのことを吸収して欲しいと思います。