日誌

7/21(水)進学講演会 奥会津在宅医療センター押部先生

7/21(水)終業式終了後、大学・短大・看護専門学校への進学を希望する生徒対象に、奥会津在宅医療センターの押部郁朗先生を講師としてお迎えし、進学講演会が行われました。

「ICT活用と地域医療の視点から見た地域創生、地域活性化について」というテーマで、本校では福島県と金山町の協力で整備されているタブレット(生徒一人一台貸与)を活用しながら講演をしていただきました。

まずは、「大学の授業とはどのようなものか」という内容です。生徒たちは、意欲的に発言をしています!

  

「正解が一つしかない問い」に対する答えではなく、「正解がない問い」に対して自分の考えをまとめ周りに伝える。その考えを聞き、自分の考えを広げることができる。そのための手段として、タブレットなどICT機器を活用する。 このような授業を、生徒たちは実体験することができました。

 

続いて、「地域医療」についても考えを深めることができました。奥会津地域や過疎地域に限らず、国内外、さまざまな場所で課題があるということを知り、アフリカでのドローンを活用した医療活動の映像を見て、生徒たちは視点を広げることができたようでした。

 

最後に生徒代表からお礼の言葉を述べ、講演会は終了しました。

事後に実施したwebアンケートで生徒たちの声を聴くと、「非常に興味深かった」「自分の進路選択や、今の学習、探究学習などに関する課題を解決するヒントになった」というものが多く見られました。

また、対面ではなかなかしづらい押部先生への質問ですが、webアンケートだったということもあり、非常に多くの質問が出ています。生徒たちの考えが深まっていることだと思われます。

生徒たちの感想の一部抜粋です。

「自分の意見を持つということ、それを人に発信することの重要性が改めて分かった」

「一回一回の発言に責任をもって発言をすることがこれから社会に出ていくにあたって大切なんだなと思った」

「新しい視点から大学や地域医療について考えることができた貴重な時間でした」

「さまざま意見を取り入れてほかの意見と比較して別の視点からも視野を広げて考えることができました」

これらを見てわかる通り、生徒の皆さんは、とても有意義な時間を過ごすことができたようです。

押部先生、本当にありがとうございました。

二学期以降も、川口高校ではこの豊かな教育環境を生かし、生徒の思考を深め、主体性を育成し、自立した「光り輝く主人公」として成長できるよう、生徒のみなさんをサポートしていきたいと思います。