日誌

第2回全国小規模校サミットに本校生徒が参加しました。

2019年8月1日 09時28分

8月1日から2日にかけて、山形県の小国町で開かれた第2回全国高校小規模校サミットに本校を代表して、2年の吉田晴紀君と1年の青木信幸君、大竹真菜さん、大堀沙季さんの4名が参加しました。

この企画は「全国の小規模高校の生徒が交流し親睦を深めると共に、各校・地域が抱える課題について意見交換し、将来それぞれの地域で活躍する資質や能力、協働意識を育成する。」という趣旨のもと、山形県立小国高等学校の生徒が中心になって開催されました。

初日は宿泊先である「国民宿舎 飯豊 梅花皮荘」にて歓迎レセプションがありました。参加した4人は、他校生との交流に戸惑いながらも、川口高校や金山町の特産品でもある赤かぼちゃようかんを紹介しました。食事は、熊肉や地元の野菜を使った料理をいただき、楽しく交流しました。

  

   <他校生との交流も楽しながら、赤かぼちゃをPRしました>

2日目はいくつかのセッションが行われました。セッション1では参加各校の取組みを紹介しました。川口高校の特色である「奥会津風土体感プログラム」や「福祉の授業」などを参加者約140名を前に発表しました。各校とも地域でのボランティア活動に力を入れているようでした。

  

セッション2では東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科長の岡崎エミ氏による「最先端は辺境にあり!小規模校だからできる地域づくり学習」と題しての講演でした。都市集中型社会から地方分散型社会へ変えることの重要性、予測不能な社会への対応のためのプロジェクト型学習の必要性について講演がありました。

セッション3は生徒交流ワークショップでした。体育館内を移動して自己紹介を行ったり、グループに分かれて地域の特徴・課題・こんな町にしていきたいといった内容について話し合いを行いました。

  

       <セッション3で自己紹介をしたり、グループワークをしている生徒達>

交流を通して小規模校が抱える課題を共有できました。また、地域とともにある学校として、外部の組織と連携しながら学校と地域の課題解決に向けて取り組んでいる姿を目の当たりにし、大きな刺激を受けたようでした。

 

令和元年度 川口高校 体験入学が行われました。

2019年7月23日 09時07分

7月23日(火)に本校を会場として、令和元年度 体験入学が行われました。

全体会は視聴覚室にて行われ、学校説明と在校生3名による体験発表が行われました。

  

   <全体会での様子>      <2年生鈴木君の発表>   <1年生多々見さん、ロッジさん>

その後、福祉と英語の2講座に分かれ、体験授業を受講しました。福祉の授業では看護師の先生から看取りについての話を伺いました。英語の授業では、本校教員による授業を体験しました。

  

  <福祉の体験授業の様子>                     <本校教員による英語の体験授業の様子>

体験授業の後に、3つの班に分かれて校舎内見学や部活動見学を行い、川口高校の校舎の設備や日頃の部活動の練習の様子を見学してもらいました。

  

  <陸上競技部の活動見学>    <家庭クラブの活動見学>     <バレーボール部の活動見学>

  

   <卓球部の活動見学>       <ボート部の活動見学>      <茶華道班の活動見学>

  

    <美術班の活動見学>        <音楽班の活動見学>       <学校寮の施設見学の様子>

中学生、引率者の方々も含め60名を超える方々に参加していただきました。暑い中、本当にありがとうございました。

夏季特別講習が行われました。

2019年7月20日 08時45分

7月20日(土)に本校を会場として、夏季特別講習が行われました。

この講習は「夏季休業中の課外及び家庭学習にどのような姿勢で臨むと効果的であるかについて進学指導の経験豊かな予備校の講師から指導を受け、今後の学習の一助とする」ために毎年行われているものです。

今年度は代々木ゼミナールより柏熊成享先生、齋藤直孝先生を講師に迎え、全学年生徒を対象に数学と英語の講義をしていただきました。

  

  

いつもの授業よりも難しい内容でしたが、生徒は90分間集中して取り組んでいました。講師の先生からの発問も的確にこたえる様子も見られ、24日から始まる夏季課外に向けてよい刺激となったようでした。

進学講演会が行われました。

2019年7月20日 08時17分

第1学期の終業式が行われた7月19日(金)の放課後に、進学希望者を対象として進学講演会が本校図書室を会場とした行われました。

この講演会は「大学教授を講師に招き、講演を聞くことで学ぶことの意義や楽しさ、生徒の知的好奇心を高めるとともに自主的な学習の意欲向上を図り、学問的な探求心を育成する」ことを目的に毎年行われています。

今年度は会津大学短期大学部地域活性化センター特任研究員である森文雄先生を講師としてお招きし「奥会津地域の活性化における課題と問題点」について講義をいただきました。その後、グループに分かれ質疑応答を行いました。

  

生徒からは「地方振興に関する予算が削られ行く中で、どのような方法をとっていくのが良いか」「金山町では集落が分散しており、集約が難しい。それでも、中心に住民を集約してコンパクトシティを作る必要性があるのか」などの質問が寄せられました。先生からは「方法を明確化して「やって終わり」ではなく、持続可能な政策を行っていくくべきだ」「2,3軒の集落ではもはや維持できない。除雪などの効率化を図る上でも、集合住宅を作り住民を集約して行政サービスを効率化させることが大事だ」などの回答をいただきました。

一人一人が金山町そして自分たちが生きていく今後の日本について深く考えることができた時間となったようでした。