日誌

本日の川口高校

第1回全国高校小規模校サミットに本校の生徒が参加しました

8月1日から2日にかけて、山形県の小国町で開かれた第1回全国高校小規模校サミットに本校を代表して、2年1組の江口尚平君と2年2組の吉場大晟君が参加しました。

この企画は「全国の小規模高校の生徒が交流し親睦を深めると共に、各校・地域が抱える課題について意見交換し、将来それぞれの地域で活躍する資質や能力、協働意識を育成する。」という趣旨のもと、山形県立小国高等学校の生徒が中心になって開催されました。

初日は宿泊先である「国民宿舎 飯豊 梅花皮荘」にて歓迎レセプションがありました。参加した二人は、他校生との交流に戸惑いながらも、川口高校や金山町の特産品でもある炭酸水を紹介しました。株式会社ハーベスさんのご協力により参加者全員分の炭酸水を提供させていただきました。食事は、熊肉や地元の野菜を使った料理をいただき、楽しく交流しました。

  

 <2人とも緊張気味です>     <自然豊かな小国町でサミットは行われました>

2日目はいくつかのセッションが行われました。セッション1では参加各校の取組みを紹介しました。川口高校の特色である「奥会津風土体感プログラム」や「福祉の授業」などを参加者約150名を前に発表しました。各校とも地域でのボランティア活動に力を入れているようでした。

 

セッション2では東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科長の岡崎エミ氏による「最先端は辺境にあり!小規模校だからできる地域づくり学習」と題しての講演でした。都市集中型社会から地方分散型社会へ変えることの重要性、予測不能な社会への対応のためのプロジェクト型学習の必要性について講演がありました。

セッション3は生徒交流ワークショップでした。体育館内を移動して自己紹介を行ったり、グループに分かれて地域の特徴・課題・こんな町にしていきたいといった内容について話し合いを行いました。

  

     <セッション3で自己紹介をしたり、グループワークをしている2人>

交流を通して小規模校が抱える課題を共有できました。また、地域とともにある学校として、外部の組織と連携しながら学校と地域の課題解決に向けて取り組んでいる姿を目の当たりにし、大きな刺激を受けたようでした。