日誌

本日の川口高校

第29回沼沢湖遠足

6月7日、学校創立記念行事の沼沢湖遠足が行われました。
往復約20Km!学校を出発して沼沢湖まで向かいます!!

っかり準備運動をして、出発です。

 

 

    

      
学校を出発して友人たちとテクテク歩く者もいれば運動部の生徒のように往復走る者も。

生徒と一緒に先生方も頑張りました!
尻吹峠からの眺望は絶景!金山町を一望することができ、
校舎や雄大な只見川を望む事ができます。
         

沼沢湖に着くとお弁当を広げ、楽しいランチタイム。疲労の様子はどこへやら。生徒たちは元気いっぱいです。一方で、行きですでに疲れたのか横になる生徒や疲労の様子の校長先生と教頭先生も。帰るまでが遠足ですよ!!
     

     

沼沢湖は噴火によってできたカルデラ湖。ブナやミズナラの森に囲まれ、ヒメマスが生息しています。平安末期、沼御前と呼ばれる大蛇を佐原十郎義連が退治した伝説があり、夏に開催される町の沼沢湖水祭りではその伝説にあやかって大蛇退治のイベントが行われます。
       

記念写真を撮ったあとは、学校へ。だんだんと、雲行きがあやしくなってきましたが、なんとか無事に全員帰ってくることができました
金山町の大自然を肌で感じることができた遠足でした。

    



奥会津風土体感プログラム 

 様々な体験授業を通して郷土のことを学んでいく奥会津風土体感プログラム。5月も外部講師の方をお招きして講義を行いました。
 昭和村の農家、菅家博昭さんからは大芦戦争と昭和村でのカスミソウ生産の経験を、福島県立博物館の学芸員であった佐々木長生さんからは奥会津の地誌と民俗学を、菅敬浩さんからは『1枚の写真から』と題して身近な郷土史の楽しみ方をそれぞれお話いただきました。

       
5月2日 菅家博昭さんの講義風景。 『奥会津に生きる』
カスミソウ生産面積全国一の昭和村の取組みや戊辰戦争の一つである大芦戦争(昭和村)について話していただきました。


       
5月16日 佐々木長生さんの講義風景。『地域の宝物~奥会津金山の自然とくらし』
この日のために数々の民芸品を資料として持参していただきました。

只見川流域のV字谷がもたらす自然の恩恵や奥会津の歴史を豊富な知識と、かつて使われていた日用品を元に解説していただき、奥会津に対する見識を深めることができました。

       

5月30日 菅敬浩さんの講義風景。 『1枚の写真から』
1枚の写真を元にそれがいつ頃どこで撮られたものか、どんな時代だったのかなどを調べ、そこに写る人物からのインタビューなどを通して当時のことを教えてもらうと、教科書にはない人々の歴史を垣間見ることができる。

奥会津風土体感プログラム

 本校では、郷土に対する理解と愛情を深めることを目的に、一年を通して様々な体験授業を行う『奥会津風土体感プログラム』という独自の授業を設けています。
 
桐細工や絵ろうそく、からむし織りなど、全国に誇る会津の伝統文化を実体験として学んでいきます。
 
4月は外部講師に鈴木六郎さんをお招きして、『地域文化再発見~柳津町の歴史・圓蔵寺~』と題し、柳津町の歴史を中心に地域の文化についての学習を行いました。
        

平成25年度 入学式挙行

 4月8日(月)、本校体育館にて平成25年度入学式が挙行され、58名の新入生が入学を許可されました。
 1学年58名・2学年26名・3学年26名の合計110名で、元気に本年度もスタートします!

<学校長式辞 全文掲載>

 本日ここに、福島県議会議長様を始め、多くのご来賓のご臨席を賜り、平成25年度福島県立川口高等学校の入学式を挙行できますことは、この上ない喜びであります。
 義務教育課程を修了し、入学を許可された皆さん、おめでとうございます。たくさんの高校がある中で川口高校を選んでくれて、ありがとうございます。
 また、この良き日にあたり、お子様の健やかな成長を願い、導き育んで来られましたご家族の皆さんに心よりお祝い申し上げます。
 さて、入学生の皆さん、高等学校へは中学校から自動的に入学できません。高校へ入学するためには一つの壁があります。この壁を皆さんは自分の力で越えてきました。よく頑張りました。この間、心配なこともあったと思います。でも、皆さんはそれを乗り越えてきました。自信を持ってください。中学生から高校生へ、高校生から社会人へ、私たちは人生の階段を一段昇った時は一つ成長しなければなりません。成長すると今までとは違った新たな自分を発見することです。何もせず待っていては、新しい自分に出会うことは出来ません。自ら挑戦することです。今まで面倒に思ったことや、やりたくないと思っていたことにも、とにかくやってみることです。苦しいかもしれませんが、小さな挑戦を積み重ねてください。必ずや新しい自分に出会うことができます。
 また、他者との出会いもあります。皆さんの隣の級友や上級生や教職員との出会いを大切にしてください。他者との関係を通して私たちは多くのことを学ぶことができます。思いやりやチームワーク、さらには仲間と協力して何かをやり遂げた喜びは、一人では決して学ぶことができませんし、味わうこともできません。新たな自己そして他者との出会いを大切にして多くのことを学んでください。
 保護者の皆様、今日のお子様の顔は本当に輝いています。誰かが輝くためには、その裏に、輝かせてくれる人が必ず存在します。ご家族の皆様があってこそ、今ここに、輝いたお子様が存在します。これから三年間、お子様にそっと寄り添い、お子様が振り向いた時、ちゃんと後ろにいるよとにっこりと微笑んであげてください。お子様は安心して勇気を持って新たなことに挑むことができます。
 最後になりますが、入学生の皆さん、先ほどから暖かいまなざしに気がついたでしょうか。皆さんを応援してくれるのはご家族の方々、上級生・教職員だけではありません。ご来賓の方々をはじめ多くの地域の方々も皆さんの成長を見守ってくれています。皆さんは一人ではありません。皆さんが今まで歩んできた過去は変えることはできません。しかし、これからの未来は、自分の力で変えることができます。川口高校の一員として様々なことに挑戦し、価値ある三年間になることを心より願い、式辞といたします。
平成25年4月8日 福島県立川口高等学校長 安田 徹


             <新入生代表 誓いの言葉>
 
新入生代表として1年1組の横田孝則君が誓いの言葉を述べました。
学校生活全般において、何事も一生懸命取り組みたい。先輩方が築きあげてきた伝統をしっかりと継承し、川口高校生として努力し続けたい。と立派に宣誓してくれました。この誓いを3年間忘れず、58名の今後の活躍を期待します。


    
緊張した面持ちの1年生。   1学年スタッフは
3年間の高校生活が充実し   1組担任:菅家 洋平     2組担任:佐瀬 善美
たものとなるように、何事に   1組副担:松井 あい      2組副担:天野 泰博
も前向きに挑戦してほしい   となります。よろしくお願いいたします。
と願います。