日誌

本日の川口高校

奥会津風土体感プログラム

地元の魅力を実体験として学んでいく奥会津風土体感プログラム。
今回は1年生の活動の様子を紹介したいと思います。

10.16・23 マイ箸作り (三島町 三島工芸館)
 桐を自分たちで削り出しての箸作りを体験。最近はエコブームでマイ箸を持参する人も多いと聞きます。三島町は桐の里として桐細工で町おこしをしており、毎年行われるふるさと会津工人まつりでは、ヤマブドウやアケビ、カラムシなどを用いた工芸品を求めて全国からも多くの方が足を運びます。
         

10.30・11.6 漆塗り
 蒔絵師大竹信一さんを講師にお迎えし、漆塗りについて学びました。 
漆は漆の木の幹に傷をつけて掻きとった樹液を精製したものです。漆は1本の木から約200gしか取れない大変貴重なものです。昔、会津でも漆の木がたくさんありましたが、今では漆の木を育てる人も、漆かきをする人も少なくなり、会津塗りに使う漆を、中国から輸入されたものでまかなっていることもあるそうです。
今回は、大竹さんがあらかじめ5層に漆を塗ってくださったものを磨き、卵の殻で模様をつけました。
         

11.13・20 からむし織り(昭和村 からむし織りの里)
 カラムシという草を原料として、その繊維を編み込んで作られるのがからむし織りです。からむし織りは福島県指定の重要無形文化財に指定されており、昭和村では県外から約1年をかけてからむし織の技術を学ぶ山村留学制度(織姫制度)を設けて、伝統工芸の継承に努めています。
生徒たちはコースター作りに挑戦しました。昭和村から通学している生徒もいますが、実際にこうして織り機を使っての体験というのはなかなかできない貴重な体験です。
         

牛乳・乳製品利用料理コンクール福島県大会

11月19日(水)に行われた平成26年度牛乳・乳製品利用料理コンクール福島県大会に1年の遠藤陽奈さんが出場しました!
今年度は326点の応募の中から書類審査の結果、10名が県大会へ進み、実際に調理を行いました。
陽奈さんは『会津棒たら煮とかんぷらのクリーミーグラタン』を調理しました。棒たら煮は会津の郷土料理で棒たらを甘じょっぱく煮上げたものです。かんぷらとは福島の方言でじゃがいものことです。
牛乳、生クリーム・バター・とろけるチーズの乳製品をバランスよく使い、クリーミーに仕上げました。
テレビなどの撮影もあり、とても緊張した中での調理でした。結果は、惜しくも優良賞でしたが、審査員が見ている中、時間内に調理することもでき、審査員の方々からも美味しいと好評だったようです。
        

奥会津風土体感プログラム

地元の魅力を実体験として学んでいく奥会津風土体感プログラム。
2学期に入り、コース別に分かれての
活動がスタートしました。
今回は、3年生の様子を紹介をしたいと思います。

絵文字:会議食物研究班
地域の食材を使った郷土料理や創作料理にチャレンジする食物研究班。
夏野菜の収穫も終わり、新たな畑で大根や水菜、白菜などの冬野菜の栽培に挑戦中です。間引き作業や霜に備えハウス張りなどを行っています。
調理では、地元の特産物である赤かぼちゃを使ったコロッケや自分たちで育てた野菜を使って調理を行いました。

   
      

絵文字:会議てつがくカフェ
地域に関わる食材や資源・伝統産業などを通して、地域への理解を深めています。
金山町の魅力をどうしたらもっと発信できるか、自分の住んでいる町のいいところは何かなど、みんなで議論し合いました。

         
絵文字:会議聞き書き
お家の方から「聞き書き」を行い、それを1冊の「和綴じ本」作品にまとめています。
家庭にある「1枚の写真」をもとに聞き書きを行い、世界にたった一つしかない和綴じ本が完成しました。

         
絵文字:会議漆塗り
3年生全員で行いました。まずは、漆について学んでから作業開始です。
今回は、あらかじめ5層に塗られた漆を、紙やすりで磨き、オリジナルの模様を作っていきました。磨きだけで模様を出すのは難しく、みんな苦労しいるようでしたが、ピカピカに仕上がった作品に満足そうでした絵文字:笑顔

         

新生徒会役員認証式

10月29日、新生徒会役員の認証式が行われ、後期生徒会メンバーには校長先生よりそれぞれ認証状が手渡されました。
新生徒会役員の顔ぶれは以下のとおりとなります。

 ●会 長:横田 孝則
 ●副会長:小林 里奈、大竹 幹太
 ●会 計:長嶺 萌家、小林 なみか
 ●書 記:猪狩 駿介、須佐 秀香

これまでの先輩たちが築いてきた川口高校生徒会の伝統を守りつつ、更なる発展に寄与するために邁進して欲しいと思います。

SL只見線紅葉号

SL只見線紅葉号が11月8日(土)、9日(日)の2日間運行されます。
区間は、会津若松から川口高校の最寄駅である会津川口までです。
この数日間はSLの試運転をしていており、朝早くからたくさんの鉄道愛好家の方が川口駅に訪れていました。
川口高校では汽笛の音を聞きながら授業をするという、何とも素敵な数日間でありました。
秋が深まり紅葉も見頃を迎えていますが、民家の軒先には除雪機が登場し始め、日に日に冬への備えが始まっています。
昨年は紅葉と雪を一緒に見ることもありましたが、今年はどうなることでしょうか・・・。
校内では、風邪をひいいている生徒もちらちら見うけられます。体調を崩しやすい季節ですので、十分に注意し、来週も元気に登校してくるのを待っています絵文字:笑顔