日誌

本日の川口高校

SL只見線紅葉号

 SL只見線紅葉号が11月2日(土)・3日(日)運行されました。
 機関車前部のヘッドマークには本校1年生の栗城美幸さんが考案した、只見川の紅葉をイメージした図案が採用されました!!
 川口駅での出発セレモニーには栗城さんも参加し、ヘッドマークのレプリカを授与していただきました。

奥会津風土体感プログラム(食物研究コース)

食物研究コースは、地域の食材を使った郷土料理や創作料理にチャレンジするグループです。
総合学習の時間や放課後などを利用し、自分たちで畑を耕し、様々な野菜を育てています。そこで収穫した食材を作って調理実習を行いました。
     


今回のメニューは、夏野菜カレーとゴーヤチャンプルです。採れたてのピーマンやなす、おくら、ズッキーニなどの夏野菜はとても美味しそうです。金山町特産の赤かぼちゃも登場です!!
カレーにもたっぷりの野菜が入り、素揚げした野菜を綺麗に盛り付けし、ピリッと辛い夏野菜の完成です。ゴーヤチャンプルも美味しく仕上げました。

      


野菜たっぷりのピザと赤かぼちゃの蒸しパンです。この蒸しパンには、本校にあるニホンミツバチの巣から採れた蜂蜜が使われています。実習を重ね、みんな調理にもだいぶ慣れてきたようです。自分たちで育てた野菜とあって農家の方々の苦労や食に対する意識も高まり、試食中も笑顔が絶えませんね。
     


     

今回の実習では、1年生の地域理解・ボランティアコースの生徒も一緒に、『煮鮎の押し寿司』作りにチャレンジです。目黒祐一さんを講師に迎え、教えていただきました。
  
魚を捌くのも初めての生徒が多いようでしたが、みんな一生懸命三枚に下していました。押し寿司用の型など、初めて使用する器具もあり、また一つ勉強になったのではないでしょうか。



     
カルボナーラや野菜炒め、赤かぼちゃのマフィンです。赤かぼちゃの特徴は、皮が薄く、果肉はオレンジ色です。ホクホクした食感と一般的なカボチャよりも強い甘みが特徴で、その味はクリやサツマイモなどにも例えられるほどだそうです。マフィン作りは2回目でしたが、分量などを改良し、更に美味しく仕上げました。先生方にも大好評でしたよ絵文字:笑顔

今後も金山町の方々を講師に迎え実習を行っていきます。
地元の食材や郷土料理の魅力を存分に味わって欲しいと思います。

奥会津風土体感プログラム(ものづくり体験コース)

地元の魅力を実体験として学んでいく奥会津風土体感プログラムは2学期に入り、コース別に分かれてのグループ別活動がスタートしました。
今回は、ものづくり体験コースのご紹介をしたいと思います。

         

         
絵ろうそくは一般的に使われている石油のものではなく、日本伝統の蜜蝋(みつろう)を使った和ろうそく作りに挑戦しました。昔は、ハゼの実などロウを取っていましたが今は量が少なく難しいようです。森林の重要性を学ぶ時間にもなりました。
竹串を芯に
藺草(いぐさ)を巻きつける作業が難しく、みんなとても苦労しているようでした。この作業が綺麗に仕上がると、その後熱した蜜蝋に繰り返し浸す際に、綺麗につけられるそうです。最後は、自分の好きな絵や言葉を書いて、自分だけの絵ろうそくの完成です!!
                   



漆塗り体験では、茶托に川口高校の校章を描きました。
しっかりと漆塗りについて学んでから作業開始です。

         
みんな集中して取り組んでいます。
漆塗りは、2週に渡って行われました。1週目は「高」の文字を、2週目には周りの葉を描きました。細かい作業にも慣れてきた様子です。そして、無地の茶托が素敵な校章入りの茶托になりました。この後、最終の仕上げが行われ完成となります。

         

ものづくり体験コースでは、マイ箸作りやからむし織り、編み組細工などがこれからあります。
奥会津の伝統に触れながら、たくさんのことを吸収して欲しいと思います。

ヒップホップダンス講習

  本校では、体育のダンスで、ヒップホップダンスを取り入れています。
  
  一回目の授業は、吉田美保先生をお招きし、授業を行いました。
  吉田先生は、以前ディズニーランドのダンサーを務めていたこともあるそうです!!
  凄いですね絵文字:笑顔
  みんな初めてのヒップホップダンスということで、身体もガチガチに緊張していました
  が、しっかり準備運動をして、スタートです♪♪

        

 初めは身体も固い様子でしたが、しっかりやっていくうちに身体も柔軟性が出てきました。
 また、ダンスもぎこちない様子でしたが、最後の方にはだいぶ様になってきましたね☆
 吉田先生は今回1回のみということで、限られた時間の中で、たくさんのことを丁寧に教えて
 いただきました。吉田先生、ありがとうございました。

2学年 修学旅行

9月18日(水)~21日(土)にかけて、2年生が修学旅行に行ってきました!!

1日目は朝の5時過ぎに川口駅を出発し、郡山へ。新幹線で広島へと向かいました。
早朝から、みんなとても元気いっぱいです!
        
広島へ到着後は、宮島口からフェリーで宮島へ。世界遺産でもある厳島神社を参拝しました。ちょうど潮が引いている時間であったため、大鳥居の全体を見ることが出来ました。
        
2日目は、広島にて平和学習です。生徒達が一生懸命に折った千羽鶴、そして地元金山町の金山ホームの方々が折ってくださった鶴とともに、平和セレモニーを行いました。
        
路面電車にも乗車し、その後はバスで大阪へ。
大阪造幣局を見学し、道頓堀などを散策しました。お決まりのポーズで写真も♪
        

        
3日目は、京都市内を班別で自主研修です。
台風の後ということもあり、急遽予定を変更した班もありましたが、各班ともしっかり計画を立て、風情あふれる京都市内を満喫することができたのではないでしょうか。
        
最終日は、ユニバーサルスタジオジャパンです☆
        
楽しい時間はアッという間に過ぎ、4日間お世話になった添乗員さんともお別れし、帰りは飛行機で福島へ。
台風の後ということで、天候が心配されましたが、4日間とも素晴らしい天気でした絵文字:晴れ
これも、日頃のみんなの行いがいいからではないでしょうか絵文字:笑顔
学校とは違った場所で、多くのことを学び、たくさんの思い出をつくり、みんなにとって素敵な4日間であったと思います。
学校が始まり、来週には中間考査も控えています。気持ちを切り替えて、勉強もしっかりやっていきましょう!!
               

3学年 テーブルマナー講習会

  

      

9月20日(金)に3学年の遠足が行われました。当日は素晴らしい青空のもと、猪苗代へ。
ホテルリステル猪苗代のレストラン「ファムネット」にて、フランス料理のテーブルマナー講習会を実施しました。
ホテルの方からマナーや料理の説明を聞きながら、普段とは違った雰囲気での食事とあって、みんな緊張している様子です。しかし、これから社会に出ていくと、テーブルマナーが必要になる時がくるはずです。今のうちに、しっかり身に付けておきましょう!!

      

      

3年生は、就職試験や入試がスタートし、息つく暇もないことかと思います。学校行事も残りは数えるほどですが、また一つ高校生活の思い出が出来たのではないでしょうか。
気持ちをリフレッシュし、進路実現へ向けて頑張りましょう!!

1学年 インターンシップ

9月18日(水)~20日(金)にかけて、1学年のインターンシップが実施されました。
学校とは違った場所での体験を通し、実際に社会で働くことの難しさややりがいなどを学んできました。
一年生は高校に入学し約半年が過ぎ、学校生活にも慣れてきた頃かと思います。しかし 、高校での3年間はあっという間に過ぎていくものです。こうした社会と関わる体験を通して、自らの進路をどうしたいのかを早い段階から考えてほしいと思います。
今年度のインターンシップは金山町内だけでなく、昭和村・喜多方市・会津美里町・会津坂下町・湯川村・会津若松市内の多数の企業や福祉施設、公共機関などのご協力のもと行うことができました。ご協力頂きました企業や施設の皆様、ありがとうございました。
        

        

        

沼沢湖水祭り

8月4日、金山町の夏祭り「沼沢湖水まつり」に本校生徒たちがボランティアとして参加してきました。
ごみ拾いや会場受付け、ミニSLやウォータースライダー、ステージイベントの準備等に汗を流していました。
また、総合文化部茶道班は呈茶を行い、日頃の練習の成果を披露。華やかな浴衣姿でおもてなし、多くの方にご来場頂きました。
       

まつりのメインイベントでもある「大蛇退治」には甲冑を身に纏い、勇壮な若武者姿で武者行列に参列。
沼沢湖にまつわる、佐原十郎義連による大蛇退治の伝説を再現したもので、観客からは大きな声援があがりました。
        
        

介護職員初任者研修の様子

本校では学校教育課程の中に社会福祉コースを設け、介護職員初任者研修を実施しています。 学校内での講義や実習の他に、地元金山町のかねやまホームなどへ実習を行いに行くことももあります。
       
講義の様子。しっかり学んだ後は、実践です。介護用ベットの使い方を学んでいます。

       
ベットメイクの様子。寝たきりの方への、衣服の着替えの仕方も学びました。

       
ベットメイクも回数を重ね、慣れてきた様子です。
今回は「入浴・清潔保持に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護」ということで、洗髪を行いました。教頭先生をはじめとし、先生方がモデルとなって実践です。
洗髪を終えた先生、さっぱりした様子で気持ちよさそうです♪

今年度は、2年生5名が介護職員初任者研修の取得に向けて、学んでいます。7月19日をもって第1学期が終了し、長い夏休みへと入りましたが、生徒たちは夏休み中も一生懸命頑張っています。

夏季球技大会

7月17・18日、生徒会主催の夏季球技大会が行われました。生徒たちにとっては一学期最後の大きな行事です。
1日目はバスケットボールとミニサッカー、2日目はバレーボールとドッジボールの4種目が行われ、それぞれの競技をクラス対抗で競い合いました。 三年生は最後の球技大会とあって団結してプレーに取り組む姿が見られ、白熱した試合展開が多く見られました。
 
3年1組 いつきさんの力強い選手宣誓のあと、しっかりと準備運動をし競技開始です。
校長先生のお話にもありましたが、みなさんケガには十分注意して、頑張りましょう!!
      

熱戦の様子とクラス対抗戦の結果・各競技のMVP選手は以下のとおりです。

☆ミニサッカー☆
優勝:3年2組   MVP:中丸祐貴くん(3-2)

    

☆バスケットボール☆
優勝:2年1組   MVP:栗城あみさん(2-1)
      

☆バレーボール☆
優勝:3年1組   MVP:須佐将くん(3-1)
    

☆ドッヂボール☆
優勝:2年1組   MVP:石田卓くん(2-1)
    

 ★総合優勝★ 2年1組
          

第29回沼沢湖遠足

6月7日、学校創立記念行事の沼沢湖遠足が行われました。
往復約20Km!学校を出発して沼沢湖まで向かいます!!

っかり準備運動をして、出発です。

 

 

    

      
学校を出発して友人たちとテクテク歩く者もいれば運動部の生徒のように往復走る者も。

生徒と一緒に先生方も頑張りました!
尻吹峠からの眺望は絶景!金山町を一望することができ、
校舎や雄大な只見川を望む事ができます。
         

沼沢湖に着くとお弁当を広げ、楽しいランチタイム。疲労の様子はどこへやら。生徒たちは元気いっぱいです。一方で、行きですでに疲れたのか横になる生徒や疲労の様子の校長先生と教頭先生も。帰るまでが遠足ですよ!!
     

     

沼沢湖は噴火によってできたカルデラ湖。ブナやミズナラの森に囲まれ、ヒメマスが生息しています。平安末期、沼御前と呼ばれる大蛇を佐原十郎義連が退治した伝説があり、夏に開催される町の沼沢湖水祭りではその伝説にあやかって大蛇退治のイベントが行われます。
       

記念写真を撮ったあとは、学校へ。だんだんと、雲行きがあやしくなってきましたが、なんとか無事に全員帰ってくることができました
金山町の大自然を肌で感じることができた遠足でした。

    



奥会津風土体感プログラム 

 様々な体験授業を通して郷土のことを学んでいく奥会津風土体感プログラム。5月も外部講師の方をお招きして講義を行いました。
 昭和村の農家、菅家博昭さんからは大芦戦争と昭和村でのカスミソウ生産の経験を、福島県立博物館の学芸員であった佐々木長生さんからは奥会津の地誌と民俗学を、菅敬浩さんからは『1枚の写真から』と題して身近な郷土史の楽しみ方をそれぞれお話いただきました。

       
5月2日 菅家博昭さんの講義風景。 『奥会津に生きる』
カスミソウ生産面積全国一の昭和村の取組みや戊辰戦争の一つである大芦戦争(昭和村)について話していただきました。


       
5月16日 佐々木長生さんの講義風景。『地域の宝物~奥会津金山の自然とくらし』
この日のために数々の民芸品を資料として持参していただきました。

只見川流域のV字谷がもたらす自然の恩恵や奥会津の歴史を豊富な知識と、かつて使われていた日用品を元に解説していただき、奥会津に対する見識を深めることができました。

       

5月30日 菅敬浩さんの講義風景。 『1枚の写真から』
1枚の写真を元にそれがいつ頃どこで撮られたものか、どんな時代だったのかなどを調べ、そこに写る人物からのインタビューなどを通して当時のことを教えてもらうと、教科書にはない人々の歴史を垣間見ることができる。

奥会津風土体感プログラム

 本校では、郷土に対する理解と愛情を深めることを目的に、一年を通して様々な体験授業を行う『奥会津風土体感プログラム』という独自の授業を設けています。
 
桐細工や絵ろうそく、からむし織りなど、全国に誇る会津の伝統文化を実体験として学んでいきます。
 
4月は外部講師に鈴木六郎さんをお招きして、『地域文化再発見~柳津町の歴史・圓蔵寺~』と題し、柳津町の歴史を中心に地域の文化についての学習を行いました。
        

平成25年度 入学式挙行

 4月8日(月)、本校体育館にて平成25年度入学式が挙行され、58名の新入生が入学を許可されました。
 1学年58名・2学年26名・3学年26名の合計110名で、元気に本年度もスタートします!

<学校長式辞 全文掲載>

 本日ここに、福島県議会議長様を始め、多くのご来賓のご臨席を賜り、平成25年度福島県立川口高等学校の入学式を挙行できますことは、この上ない喜びであります。
 義務教育課程を修了し、入学を許可された皆さん、おめでとうございます。たくさんの高校がある中で川口高校を選んでくれて、ありがとうございます。
 また、この良き日にあたり、お子様の健やかな成長を願い、導き育んで来られましたご家族の皆さんに心よりお祝い申し上げます。
 さて、入学生の皆さん、高等学校へは中学校から自動的に入学できません。高校へ入学するためには一つの壁があります。この壁を皆さんは自分の力で越えてきました。よく頑張りました。この間、心配なこともあったと思います。でも、皆さんはそれを乗り越えてきました。自信を持ってください。中学生から高校生へ、高校生から社会人へ、私たちは人生の階段を一段昇った時は一つ成長しなければなりません。成長すると今までとは違った新たな自分を発見することです。何もせず待っていては、新しい自分に出会うことは出来ません。自ら挑戦することです。今まで面倒に思ったことや、やりたくないと思っていたことにも、とにかくやってみることです。苦しいかもしれませんが、小さな挑戦を積み重ねてください。必ずや新しい自分に出会うことができます。
 また、他者との出会いもあります。皆さんの隣の級友や上級生や教職員との出会いを大切にしてください。他者との関係を通して私たちは多くのことを学ぶことができます。思いやりやチームワーク、さらには仲間と協力して何かをやり遂げた喜びは、一人では決して学ぶことができませんし、味わうこともできません。新たな自己そして他者との出会いを大切にして多くのことを学んでください。
 保護者の皆様、今日のお子様の顔は本当に輝いています。誰かが輝くためには、その裏に、輝かせてくれる人が必ず存在します。ご家族の皆様があってこそ、今ここに、輝いたお子様が存在します。これから三年間、お子様にそっと寄り添い、お子様が振り向いた時、ちゃんと後ろにいるよとにっこりと微笑んであげてください。お子様は安心して勇気を持って新たなことに挑むことができます。
 最後になりますが、入学生の皆さん、先ほどから暖かいまなざしに気がついたでしょうか。皆さんを応援してくれるのはご家族の方々、上級生・教職員だけではありません。ご来賓の方々をはじめ多くの地域の方々も皆さんの成長を見守ってくれています。皆さんは一人ではありません。皆さんが今まで歩んできた過去は変えることはできません。しかし、これからの未来は、自分の力で変えることができます。川口高校の一員として様々なことに挑戦し、価値ある三年間になることを心より願い、式辞といたします。
平成25年4月8日 福島県立川口高等学校長 安田 徹


             <新入生代表 誓いの言葉>
 
新入生代表として1年1組の横田孝則君が誓いの言葉を述べました。
学校生活全般において、何事も一生懸命取り組みたい。先輩方が築きあげてきた伝統をしっかりと継承し、川口高校生として努力し続けたい。と立派に宣誓してくれました。この誓いを3年間忘れず、58名の今後の活躍を期待します。


    
緊張した面持ちの1年生。   1学年スタッフは
3年間の高校生活が充実し   1組担任:菅家 洋平     2組担任:佐瀬 善美
たものとなるように、何事に   1組副担:松井 あい      2組副担:天野 泰博
も前向きに挑戦してほしい   となります。よろしくお願いいたします。
と願います。